1971-05-24 第65回国会 参議院 逓信委員会 第20号
○永岡光治君 これは従来からも当委員会にはこの種の案件が請願で出ておりましたが、そのつど、ただいま政府当局のほうから趣旨の説明がございましたように、政府の考え方の説明がありましたようなこともあって、保留ということで従来きておりますので、今回も明かるい見通しこそあれ、暗い見通しは従来に比べてないわけでありますから、やはり保留とすべきではないか、このように考えます。
○永岡光治君 これは従来からも当委員会にはこの種の案件が請願で出ておりましたが、そのつど、ただいま政府当局のほうから趣旨の説明がございましたように、政府の考え方の説明がありましたようなこともあって、保留ということで従来きておりますので、今回も明かるい見通しこそあれ、暗い見通しは従来に比べてないわけでありますから、やはり保留とすべきではないか、このように考えます。
○永岡光治君 この請願は、身体障害者団体の定期刊行物を第四種郵便物として扱われたいとの趣旨でありますが、ただいまの政府の説明によりますれば、第三種郵便物の制度を活用することによって、これを救済することを検討中とのことでございます。これが実現するならば、おおむね願意は満たされると考えますので、この際採択すべきであると思います。
○永岡光治君 ことばじりをとらえるんでなくて、もし私の誤解であるかどうかということでちょっと確かめたいんですが、死亡率が低くなっておるというのは、民間に比べて低くなっていると、こういう意味ですか。
○永岡光治君 それでは大臣も、近い将来これの実現について検討しようというお考えのようでありますが、きわめて近い将来にぜひこの最高額の再検討をして実限していただくように、これは強い要望をここでしておきます。 ついては、それに関連してまいりますが、私はこの前、郵便法の改正案を審議しておりました際に、郵政大臣は郵便の所管の大臣であるが、同時に郵便貯金なり簡易保険なりの所管大臣でもある。物価がどんどん上昇
○永岡光治君 まず冒頭お尋ねしておきたいんですが、ただいまの保険金の最高契約の制限額でありますが、これは昭和四十四年の六月十七日でございますか、の実施で、最高二百万円ということになっておりまして、今回保険法の改正が提案されるということがありましたので、私どもはたぶんいまの二百万円が三百万になるか三百五十万になるか知りませんが、制限額の引き上げがあるであろう、こう期待しておりました。言うまでもなく、今日
○永岡光治君 私は、この際、自由民主党、日本社会党、公明党及び民社党四派共同提案にかかる本法律案に対する附帯決議案を提出いたします。 まず案文を朗読いたします。 附帯決議(案) 政府および日本電信電話公社は、本法施行にあたりつぎの諸点に配意すべきである。 一、健全な情報化社会の実情を促進するため、すみやかに情報産業に関する総合的な基本法制を整備すること。なお、右の立案にあたつては、平和
○永岡光治君 いまの関連ですが、きのうその資料をもらいましたけれども、あれは二十七日に私は要求いたしました。それで法案が通過してあとはどうでもいいということでは困るので、本来ならば、いま塩出委員のおっしゃるとおり、この法案の審議最中に資料はほしいわけです。私の要求した資料はごく簡単な資料ですがやっときのうになって、しかも二回の催促です。こういうことじゃ私は困りますので、もしそういう態度であるならば今後
○永岡光治君 私は、日本社会党、公明党及び民社党三党を代表いたしまして、郵便法の一部を改正する法律案に対し反対の意を表するものであります。 反対の理由の第一は、目下、国民の最大関心事である深刻な物価問題に対する政府、特に郵政省の行政姿勢についてであります。郵政省は、単に郵便だけをつかさどる官庁ではありません。郵便貯金、簡易保険という庶民に密着した貯蓄手段を通じて、国民大衆の汗の結晶である貴重な財産
○永岡光治君 次に、法案に入って若干質問をいたしたいと思うんですが、これもしばしば論議されましたことですけれども、いわゆる今度の郵便法の三条の問題でありますけれども、片や政策料金があるわけですね。先ほど経理局長の話を聞きますと、なるべく個別の原価主義でいくのが理想だと、こうおっしゃっておるわけであります。おそらくそういう考えには変わりないと思うのであります。しかし、政策料金があるわけですね、第三種、
○永岡光治君 最後の質問の段階になりましたが、これから御質問申し上げることは、今日までこの法案を審議するにあたって、各委員がそれぞれ質問をされ、大臣からあるいは関係の局長から答弁されたものと重複するかもしれませんが、それはまあ重複するとすれば再確認の意味で、また私の立場から補足する意味、あるいはまた別の観点からというようなことで、重点的なごく限られておる数項目について再確認を中心にして質問申し上げたいと
○永岡光治君 関連。ただいまの質問も、日本郵便逓送株式会社その他、やっぱり問題は専用業者の問題についてだろうと思いますね。だんだん経営が苦しくなっておる、今後ますます苦しくなってくるだろうというように郵務局長はおっしゃられておりますが、よそごとじゃなくて、支払い者、特にお得意は郵政省なんですから、民間はお得意でないのですから、それ以外に運べない。ですから、経営が苦しくなっているのは受け入れ料が少ないということなんですね
○永岡光治君 いまの問題に関連して、ことはこまかいようだというが、私はこまかい問題ではなくて実は基本的な問題だと思うのですよ。職員を敵視するのか、協力者としてほんとうに仲よくしていこうという姿勢なのかというところにやはりこの問題の一つの根本があると思う。同じ職員ですよ。それは郵便局は違ったかもしらぬけれども、都合がその局でつかなければ別だけれども、つくならばどうぞ利用してくださいよというのがこれは筋
○永岡光治君 その点、検討されるということで、ぜひそうしてもらいたいと思うのですが、実は三種の問題にしましても、やはりこれを正規の料金といいましょうか、原価計算に合う料金を取れば相当高い料金を取ってもいいのじゃないか。郵政が非常に大きな黒字であれば私は問題にする必要はないと思うのですけれども、今日の四苦八苦して料金の値上げまでしなければならぬという事態に立ち至って、そうして片や三種以下の安い料金、低額料金
○永岡光治君 関連。私のまた質問のときに御質問申し上げていいかと思ったんですが、せっかくの機会でありますからただいまの件について関連をして質問をいたしますが、それぞれの種類別に原価をまあまかなうのがプリンシプルであると、そういう方向にいきたいと、まあこのようであります。 そこで、郵政にはたくさんの政策料金というもの——三種以下、それが多いわけでありますが、これについての赤字というのは一種、二種その
○理事(永岡光治君) 次回において発言の機会をぜひとっていただく、そして明確にしていきたいと思います。 他に御発言がなければ、本案に対する本日の質疑はこの程度にとどめて、本日はこれにて散会いたします。 午後五時三分散会 —————・—————
○永岡光治君 関連して。まあそれは研究するのは非常に時間がかかると思うのですけれども、一体ほんとうに公社化に踏み切ってやろうという意気込みでやっているのか。そうでなくて、まあ研究していい結論が出なければしようがないから——そういう意味で検討をしているのか、いずれでしょうか。これは基本的な問題、やはり一番大事なことだろうと思いますので、どのように大臣は考えていらっしゃるのか。
○永岡光治君 議事進行。そういう鈴木委員からの質問もありますし、資料が整っていなきゃこれ以上ここで論議してもあまり進まぬと思いますし、ちょうど十二時も近いわけですから、資料を全部準備することにして、昼食後ひとつ委員会で整備された資料に基づいて質疑応答ができるようにしてもらいたいと思います。
○永岡光治君 そんなばかなことはないですよ。じゃNHKは波だけだせばいい、こういうことになるわけですか。結局そうなる。波を出して、聞こえない、見えない。それだったら、何でNHKの存在意義があるのですか。そんなばかなことはない。「受信できるように措置をしなければならない。」当然でしょうが。
○永岡光治君 私の持ち時間でただそうと実は思ったわけですけれども、いまの点について、それじゃこのことだけただしておきたいと思います。 いま、放送法なり電波法の改正を準備中だ、次の国会に出す、こういう大臣の言明であります。その際に、一体この問題をどういう方針で改正をしようとするのかということから答弁願いたい。というのは、私は将来ずっと続きますと、この都市難聴のこの問題を解消しなければならんというのは
○永岡光治君 ただいまの鈴木委員の質問に対する答弁ですが、この問題は当委員会でも前からもしばしば質問をされておりますし、せんだっては新谷委員からも質問されておりまして、どうも煮え切らないというか、歯切れが悪いですね。私どもにしてみれば——まあ私どもというより私個人の意見かもしれませんけれども、おそらく放送法第七条が制定された当時、今日の都市社会を私はもう考えていなかったと思うのです。当然だと思いますね
○永岡光治君 平均いたしまして約三%の増と、こういうことでございますが、そこで料金収入の割合になりますが、絶対額ですね、総額です。収入額。この物でなくて額のほうですね。四十六年度末において、もし料金改定なかりせばという前提で比較してけっこうでございますが、何億の増収になり、四十七年度、四十八年度はどの程度の増収に——増収というとおかしいのですが、先ほど申し上げましたように、料金改定なかりせばという、
○永岡光治君 まだ少しばく然としておりますので、少し詰めて質問をしてみたいと思いますが、まず物数の増でありますが、一種、二種の改定が四十七年の二月ということになっております。いまお話しのように三年間の収支見通しを説明されましたが、四十八年度という意味ですか。言うならば二年間とちょっと、こういうことに理解していいわけですね。四十六年度は二カ月、四十七年度はまるまる、四十八年度はまるまる、したがって二十六
○永岡光治君 郵政大臣にお尋ねいたしますが、私は本日の質問、これは分科会での質問でありますので、先般の予算委員会の一般質問で御質問申し上げました事項について、若干数点についてふえんする意味で御質問申し上げたいと思います。 第一点は、予算の点でございますが、郵便料金の改定についてでございます。これは私はこの改定によって今後何年間郵政財政としては、これをまあ俗なことばでいえば、予算を赤字なしで持てる時期
○永岡光治君 そうすると、個所個所によって配分の率が変わるのですか。ということは、実は例の飛行場の飛行機による障害がありますね。これについては援助しておるわけですね。あるいは軽減しているわけですね。その負担は防衛庁と半々に出して負担しているわけですが、その一つの方針、基準があるわけですが、この場合にも同様のことが言えるのではないかと思うんですが、そういうことは基準としてきめないで、ケースによって、ケース・バイ・ケース
○永岡光治君 関連。いまの経費の分担ですが、国鉄当局のお話を聞きますと、NHKさんと相談をして出した、こういう答弁をしばしば聞くわけですが、そうすると、そこに配分の何か基準があるに相違ないと思うのですが、それはないのですか。あるでしょう、相談をしてきめたという限りは。
○永岡光治君 電気通信の監督及び放送、電波の監督を持っておる郵政大臣、しかも郵便、貯金、保険の経営の最高責任者である郵政大臣、非常にむずかしい立場にあると思うんでありますが、最近の西独においてはこの問題をよく区分けしておるようでありますが、西独の公社のような運営についての実例を大臣御存じだろうと思いますが、わかっておればひとつ見解を承りたいと思います。
○永岡光治君 ぜひその実をあげていただきたいと思います。 昨日来の質問で、私は郵便料金を値上げする前に経営努力の不足をいろいろ指摘してまいりまして、したがって、今後経営努力についてどのような方策を持っているかということについて具体的に聞いてまいりたいと思います。 その第一点でありますが、郵政の機構はこのままでいいとは思いませんが、機構の改革についてどのようなお考えを持っているか、まず郵政大臣にお
○永岡光治君 昨日、総務長官の御出席がかないませんでしたので、きょうあらためてお尋ねいたします。 昨日は、経営努力の一環として、職員の勤労意欲の高揚をはかるためには人材の登用も必要であろう、こういう観点から質問をし、そして各省の人事関係の運用を担当しております総理府の総務長官にその所見を承ろうということであったわけでありますが、その点について、特に上級職その他、大学を卒業されるときに上級職の合格者
○永岡光治君 すでに御案内のとおり、郵便料金は全国均一料金がこれはたてまえになっておりますし、とりわけ政策料金というものが第三種以下等々の問題で、郵政事業の中でかなり大きな負担になっていると私は理解いたします。ということになりますれば、この政策料金その他によって生じてくるこの赤字について、国その他において特別負担をするか、何かの措置を講ずべきだというのが筋ではないかと思いますが、これは大蔵大臣は、どのようにお
○永岡光治君 経緯、赤字が出たからこれ引き上げなければならぬということはわかりましたが、本来、郵政事業というものは、特に、郵便事業でございますが、これはペイできる事業と認識しておいでになるかどうか、これも大蔵大臣及び郵政大臣のほうから御所見を承りたいと思います。
○永岡光治君 私は、少し角度を変えまして、政府のこの料金値上げについての問題の安易な取り組み方についてただしてみたいと思うわけでありますが、まず郵便料金の改定に踏み切った経緯を郵政大臣及び大蔵大臣のほうから御説明をいただきたいと思います。
○永岡光治君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました郵便法の一部を改正する法律案に対し、郵便料金の値上げ反対の立場から、佐藤総理並びに関係大臣に対し質問いたすものであります。 まず、佐藤総理にお伺いいたしたいのでありますが、目下、公害問題と並んで国民の最大関心事である物価問題について、総理はどのような認識をお持ちなのかということであります。先日の総理府統計局よりの発表によりますれば
○永岡光治君 およそ何件ぐらいですか、およそ。
○永岡光治君 いまのに関連して、ただいまの点についてちょっと関連してお尋ねしますが、一体、放送の免許を許可するということは、設備を含めて許可するのですか、ただ番組をどこかに委託してやるというような、そういう放送の免許もあるのですか、それはどうなのですか。 つまりいま文部省の説明のように、ある番組を自分が編成して、そしてどこかにこう頼むという、そういう頼む場合の主体の人ですね、その人を放送者として―
○永岡光治君 三月五日の閣議決定を見てから提出準備ということになりますから、それから若干おくれると思うのですが、NHK予算は従来とも例年の実態を見ますと、どうも三月の中旬ごろ提案されまして、非常に審議に制約を加えられるわけでありますが、この前の国会におきましても、来国会は、そういうことのないようにしてもらいたいという要望をいたしました。その御趣旨に沿うように努力いたしましょうという答弁があったわけですが
○永岡光治君 それでは、政務次官に大臣にかわりましてお尋ねするわけでありますが、いま大臣の説明では、郵便法の改正案が明日の閣議決定で大体、提出の準備がそろう、こういうことですが、あとまだ具体的にはいつどういうことになるということはあまり触れられておりません。公衆電気通信法の改正案は引き続きこれから作業を進めまして、少なくとも衆議院の予算審議の段階で国会に提案の運びになると、こういう程度の説明でありますが
○永岡光治君 大臣が予算委員会出席の都合で帰るようでありますので、実は、電電公社総裁の事業概況の説明を承りました後に一括質問申し上げたいと思っておりましたが、以上のような関係から郵政大臣に質問を申し上げます。 御案内のとおり、今国会は、参議院選挙を控えまして、きわめて会期の限定された国会になることは当然だと思うのでありますが、しかるところ、この国会を控えて私どもが聞き及ぶところによりますと、かなり
○永岡光治君 ぜひそうしていただきたいし、そのことを非常に私は念を押すゆえんのものは、実は先般の春の紛争で、いわゆる妥結条項ができたわけでありますが、その指導をしたにもかかわらず、実際問題はそうなっていないという状況を読売新聞を通じて私は承知をしたわけでありますが、この十二月十二日の読売新聞の記事によりますと、「郵政局が組合員勤評」、職員勤評じゃなく組合員勤評。通信簿なみの五段階、こういうような見出
○永岡光治君 概略いまお話あったわけでありますが、年賀状の配達に自信を持てるという大臣の答弁でありますから、そのおことばどおり私ども信用したいと思いますが、実は、妥結を見たあとで、私ども一応労組側の様子も心配でありますので状況を承るために参ったわけでありますが、従来のいきさつからいたしまして、本省と組合本部間で約束したものが、どうも下部に不徹底であるということから、先般、春の労使紛争の問題の解決にあたっての
○永岡光治君 先般来、郵政の労使関係の紛争問題が一応妥結を見たように承ったのでありますが、その概略と、その後の推移の状況、及び年賀郵便を控えての郵政当局の見通しと申しますか、その点について御報告をいただきたいと思います。
○永岡光治君 関連。いま久保委員からも質問された電話料金の問題ですけれどもね。私は 大臣、ペンディングなのかどうなのかということを御質問したのは、結局、ここでもうきめてもいいんだけれども、実際は、その実行というのは四十七年度からやるのだから、声だけを二年前に上げるよりはその段階で上げてもおそくはないから、まあ腹はあるのだけれども、実際問題として実行する段階が先なのだから、ここで声を上げるよりは、上げるとまた
○永岡光治君 関連。大臣、こういうふうに理解していいですか。時分制は工事の期間が約二年というわけですね。したがって、四十七年度から実施することになるから、工事の関係をすぐ取りかからなければならぬから、その点はよかろうと。しかし市内、市外の調整の問題ですね、その時分制に従って七円が十円になるとか、市外を安くするとかいう問題はこの時点できめなくていいんじゃないか、その四十七年に実施する段階できめてもおそくないのですから
○永岡光治君 昨日ですか、「郵便事業の正常運営を確保するための方策に関する答申」というのが郵政審議会から出ております。その中には、やはり郵便料金の値上げの問題が含まれておりますが、それが重点ですけれども、その前提として本文の中に、「労使関係がとかく円滑を欠き、正常運営の確保のうえで大きな障害となっていることも看過できない。健全な労使関係の樹立に格段の努力を要望する。」という、これは当然なことですけれども
○永岡光治君 時間の関係から、後ほどまた個別に会ってよく話をしたほうがいいと思いますので差し控えますが、とにかくやり方が非常にひどいんですね。やはりこのところてん人事というけれども、それも一つの私は何割かあってもいいと思うのですね、長年苦労してきている人が特に無能力者であれば別でありますが、まあふだんにつとめてきておればこれはひとつ対象にやってやらなければ、やっぱり勤労意欲というものを考えましたときにおいて
○永岡光治君 関連。いまの野上君の質問に対して人事局長から不当労働行為は非常に少ないのだという意味にとれる御答弁がありましたわけです。これは労務政策の偏向について下部に徹底されたというお話でありますけれども、やはり職員の、現実の結果としては、そういうものが出ていないのじゃないかというところに問題があるのじゃないかと思うのです。どう誠意を尽くされたといっても、特に職員は早く主事になりたいし、主任になりたいし